今回の記事では、APPTマニラ(Manila)参加時のフィリピン渡航手続き・トーナメント参加方法・JOPTの渡航費申請方法などを紹介します!
2022年8月3日~7日の5日間、JOPTの支援でオカダマニラで行われたAPPT Mainに参加してきました。手続きが多く渡航するだけでも結構大変で、出国2か月前から準備してようやく無事に出国・帰国することができました。
これからAPPTに参加される方向けに、手続きをスムーズに行いポーカーに集中できるよう記事を残しておきます。
フィリピン(APPTマニラ)渡航に必要な物一覧
※2022/08/13時点
パスポートとパスポートの写し
有効期限はあらかじめ確認しておきましょう。
非常時に備えてコピーもあるとなお良いです。
ワクチン接種証明書アプリ・又は証明書そのもの
フィリピンはワクチンを2回接種していると完全接種者として認められ入国が可能です。ワクチンを3回接種していると、日本出国前のPCR or 抗原検査が免除されます。
オカダマニラでは入館の際にワクチン接種証明書の提示が求められます。提示するのは接種証明書アプリでも大丈夫です。
(余談ですが、現地の方は日本語読みの「ワクチン」と言わず、「ヴァクスィーン」と発音するので注意。)
現金・クレジットカード
現金は空港よりオカダマニラのTivoliで替えた方がレートが有利です。ちなみにカジノのキャッシャーで替えると手数料が3%程度、Tivoliが手数料1%程度です。両替時にパスポートの提示が必要です。空港からオカダマニラまではクレジットカードが使えるGrabで移動し、持参した日本円をオカダマニラでペソに両替しましょう。
Tivoliの場所(2022/08/13時点はこの辺にありました)
Tivoliカウンターでパスポートと日本円を出しましょう
Tivoliで300,000円を124,000ペソに両替した図。
数字が目減りするため金銭感覚が狂います。使い過ぎに注意。10000円≒4000ペソ
On Health Pass(フィリピン入国時に必要)
フィリピン入国時にQRコードの提示が必要です。出国72時間前から入力が可能となります。ワクチン接種証明書等をアップロードする必要がありますので事前にご準備下さい。入力方法はこちらのサイトを参考にしました。
Grabアプリ(安全な移動用)
ルートと料金が予め決められているため、現地のタクシーより安全です。フィリピンの空港でクレジットカードの登録を済ませておきましょう。上手くいかない場合は空港からクーポンタクシーを使うという手もあります。
※野良の白いタクシーはボッタクリ&強盗の危険有!
Klookアプリ(日本入国に必要なPCR検査用)
KlookでPCRの予約をするとアプリ上でバウチャーが発行されます。
自身が予約した日に現地に行けばOKです。(時間予約は無し)
現地にあるQRコードを読み取り個人情報入力を済ませてから、バウチャーを現地スタッフに提示するだけで現地PCR検査を受けることができます。
出国72時間前に検体を取る必要があります。結果は検体取得から24時間以内にe-mailで届きました。
フィリピン出国2日前に検査場に行かれることをお勧めします。選択したのはRT-PCRで、1人5,000円くらいでした。
e-mailで届いた陰性証明書をMySOSアプリにアップロードすれば日本入国の手続きの一つが完了します。
私が利用した現地PCR(空港近くの検査場です。Grabで往復しました)
https://www.klook.com/ja/activity/61982-metro-manila-rt-pcr-antigen-home-testing/
MySOSアプリ(日本入国時に必要)
個人情報の入力、ワクチン接種証明書のアップロード(接種証明書アプリを使うと楽です)、現地PCR検査の結果のアップロードを行うと日本への入国がスムーズです。
出国前に接種証明書のアップロードまでは済ますことができますので、あらかじめ手続きしておきましょう。
翻訳アプリ
英語力が無くてもGoogle翻訳アプリがあれば問題無いと思います。
困ったら恥ずかしがらず使いましょう。
レンタルWi-Fi 又は 現地でも利用可能なSim(Ahamo等)
オカダマニラ内はWi-Fiがありましたが、現地PCRを受けるときや、近くのモール等に出かける場合は必要です。
レンタルWi-FiはJAL ABCの物を予約して1週間持ち歩いていました。1,000円/日程度です。
https://www.jalabc.com/rental_service/wifi_rental.html
ペン
入国時の書類や税関書類を機内で書くために必要です。
また、カジノ内でサービスを受けるためにレシートにサインを書いたりするときに使えるため1本はあった方が良いです
(オカダマニラ入館時に手荷物検査でペンナイフと間違われ、軽い騒ぎの原因となったペン達。笑)
厚着用のパーカー等
カジノ内は寒いです。ポロシャツ1枚だと寒いので、少し厚手の服も持って行った方がプレイに集中できると思います
「APPT マニラ」のトーナメント参加方法
トーナメントorキャッシュ受付カウンター(画像奥)
必要なものはRewardカードと現金です。
オカダマニラに到着したらOkada ManilaのRewardカードを作っておきましょう。専用のカウンターで発行することができ、スロットやテーブルゲーム等で遊ぶとポイントが貯まって食事が無料で食べられる等の特典があります。残念ながらトーナメント参加では貯まりませんでした。
(ポイントは翌日に持ち越せないため、当日に専用の機械でレシートを発行してください。レシート自体の有効期限は48時間程度だったと記憶しています。例として10ポイント集めるとカジノ内のフードコートで300ペソ分の食事ができます。)
Rewardカード
エントリーフィーを払うための現金(ペソ)を用意しましょう。
※APPT Manila13 Mainは65000ペソ
トーナメントのスケジュールが表示されているカウンター(上記画像参照)でRewardカードと参加料を渡して参加したいトーナメントのトーナメント名を伝えると、テーブルとシートナンバーが記載されたレシートを発行してくれます。
原本とコピーの2枚ありますので、JOPT等の支援を受けている方は参加証明としてコピーは必ず保管してください!
そのレシートに記載されているテーブル・シートに着席し、ディーラーにレシートを手渡すとチップが渡されます。Main Eventは30,000点分です。アドオンはありません。
ここまで来たらあとはいつも通りプレイしましょう。
国際ルールであるTDAを予め読んでおくと良いと思います。
以前私が纏めたプレイヤー向けの簡易版TDAを掲載しておきます。
5,000チップを5枚出して22,000のベットをする時「Twenty two」、オールインされた時にカウント要求する時は「How much?」で通じました。「オールイン?」と聞き返してオールイン扱いになった悲惨な人がいたので気を付けましょう笑
コールとフォールドが混同されやすいため発音に注意です。私は万全を期すため「ダウン」と発声していました。
Day1突破でチップパッキング用の袋が貰えます。チップパッキングを終え、テーブル上に置いたところでDay1は終了です。Day2の開始時間までに指定のTable、Seatに座ればOKです。
Day2からショットクロック制となり、アクション時に持ち時間が設けられます。
30秒でアクションを行う必要がありますが、手持ちのタイムバンクを使うことで延長することができます(5回まで)
Day2開始4ハンド目、QQ<AKoで終了したのでDay3はレポートできませんでした笑(170位くらいで飛び)
ちなみに今回は801名参加で優勝賞金は2000万程でした。
ギリギリインマネ(118位)でエントリーフィーの1.5倍(24万)くらいしか戻ってこないので、どうせならリスクを負ってFT~優勝を目指しましょう!
優勝トロフィー。デカいのでスーツケースに入れるとなると何かを犠牲にしなければなりません。
JOPT支援で参加される方へ
JOPTで入賞して選手契約された方向けです。
出国2か月ほど前にJOPT様(pro@japanopenpoker.com)に下記のメールを送りました。
下記メールには同意書とJALの領収書(eチケット)を添付しています。
履行申請/同意書は下記URLよりダウンロードしました。
https://japanopenpoker.com/contract
上記のメールを送った数日後に振り込みが確認できました。
最後に、トーナメント参加後に、参加証明としてレシートのコピー画像をメールに添付することで手続きが完了します。
皆さんが海外でご活躍されることを祈っております。
Good Luck!
おまけ)現地のテレビ見てたらAcesガッツリ負けてました
ここでも弱いのか
フィリピン渡航に際して参考になったサイト様
APPT要項:https://www.pokerstarslive.com/ja/appt/
必要書類等ガイド:https://www.tokutenryoko.com/news/passage/13164
マニラ滞在ガイド:https://note.com/ychdes/n/n8c5520d51e00
わいくんです様の記事は帰国してから見つけたので「参考になった」というよりは、「渡航前に参考にしたかった」良記事です。笑
記事を書いた人
かたつよぷれーやー おるびす(Orbis) Twitter