【WSOP準備編】アメリカ(ラスベガス)入国に必須なものや書類まとめ!

今回は「WSOP準備編①」ということで、アメリカ(ラスベガス)への入国に必要なものをまとめています。

これを見ることで、日本からアメリカ入国に必要な書類を全て揃えることが可能となります!

2022年版ですので、2023年以降ワクチンに関しては条件が緩くなっている可能性があります。

アメリカでポーカーをプレイする予定がある方はぜひご覧下さいニャ。

 

アメリカ入国に絶対必要なもの一覧

2022年6月時点において、アメリカの入国に必要なものは以下の通りです。
全てそろっていなければ入国自体ができません。

① パスポート
② ESTA 又は観光ビザ
③ ワクチンの完全な接種
④ ワクチン接種証明書
⑤ 宣誓書

順に詳しく解説していきます。

 

①パスポート

海外への渡航にはパスポートが必須です。
アメリカの場合、有効期限が3ヶ月以上残っていることが望ましいです。
※あまりに短い場合は入国拒否される恐れがあります。

パスポート発給してから必要な手続きも数多くあります。
例)ESTAの申請、ワクチン接種証明書の申請、国際運転免許証の申請

ですので、WSOPにいくと決まったら真っ先にパスポートの申請を行いましょう。

パスポートはどこで申請できる?

パスポートは各地のパスポートセンターで申請することが可能です。
東京の場合ですと、新宿・有楽町・池袋・立川のいずれか4箇所となります。
基本的に、直接現地に出向く必要があります。

パスポートの申請方法や必要書類など

パスポートを申請するためには次の書類が必要です。

・一般旅券発給申請書
・戸籍謄本(または戸籍抄本)
・住民票の写し
・写真(縦45mm×横35mm)
・申請者の確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)

※より詳しい必要書類や申請方法の条件等は外務省のHPをご覧ください。

注意:戸籍謄本は取り寄せに時間がかかる可能性も

パスポートの新規申請には戸籍謄本が必要で、本籍地によっては取り寄せに時間がかかる場合もあります。

パスポートの更新の場合は、同じ都道府県で引っ越しなどをしている場合は原則不要です。
ただし、戸籍を別の都道府県へ移したりしている場合は、戸籍謄本が必要となります。

パスポート申請後の受け取りはいつ?

パスポートは申請後すぐに受け取ることはできないため、パスポートセンターに再度行く必要があります。
また、申請後8日ほどで受け取れます。

 

②-1 ESTA


ESTAとは、アメリカのビザ免除プログラムのことです。
ビザを取得せずに渡航する場合、必ずESTAの承認をとる必要があります。

ESTAの申請方法や必要書類

ESTAはインターネットから申請できます。
手数料の中抜きを目的とした代理店なども数多く存在するので注意が必要です。
ESTAの本来の申請は2500円ほどですが、代理店などに頼むと10000円ほどかかったりする場合があります。

⚠️できる限り、公式サイトから申請しましょう。

入力方法が分からない方は、米国大使館が解説動画を公開しているので、それを見て入力するのをオススメします。

また、ESTA申請時には渡航時に使うパスポートが必須です。
氏名、生年月日、パスポート情報等の重要情報は後から修正できません。
パスポートの有効期限が迫っている場合は更新してから申請を行いましょう。

その他の滞在先ホテル等の情報は後から編集もできるので、パスポートが取れ次第、ESTAの申請を始めてOKです。

ESTA申請の期限

通常72時間以内に承認されますが、まれに本人に全く過失がなくとも承認されないこともあります。
例えば同姓同名の犯罪者がデータベースに存在する場合などです。

承認されなかった場合、観光ビザ(B2ビザ)を取得しないと渡航できないので、早めに申請することをオススメします。
直前になって渡航できないと分かったら目も当てられないので。

 

②-2 観光ビザ

上述の通り、ESTAの承認がおりなかった場合は観光ビザを取得する必要があります。
この手続きは私はやったことがないので、ご自身でお調べいただければ幸いです。

観光ビザ申請の期限

観光ビザの取得には米国大使館や領事館で面談が必要となり、この面談予約が数ヶ月先まで取れないことが多いようです。
そのため、ESTAの承認が降りなかったら少しでも早く行動に移しましょう。

 

③ ワクチンを接種する

2022年6月現在、アメリカ入国の条件の1つに「ワクチンの完全な接種」が挙げられています。
頻繁に条件が変わるようですので、念のため米国大使館HPで最新の情報をご確認ください。

ワクチンの種類や必要な接種回数

「ワクチンの完全な接種」として認められるワクチンの種類や接種回数についてはCDCのHPに記載があります。
結論、ファイザーやモデルナなど日本でよく打たれている主要なワクチンは2回目の接種が終わっている必要があります。

ワクチン接種の期限

アメリカへ出発する14日前までに2回目の接種を完了させる必要があります。
ただ、接種券を紛失している場合は再発行に2週間ほどかかる他、自治体にワクチン接種済みのデータが届くのが遅れてワクチン接種証明書を発行してもらえないこともあるため、早めに接種を完了させたほうがよいです。

まだワクチン打ってないんだけど何をすればいい?

① 接種券を用意する

まずは接種券を探しましょう。ほとんどの方には接種券は郵送で届いていると思います。
もし届いていない場合や、なくしてしまった場合は自治体に再発行を依頼しましょう。
通常再発行には2週間ほどかかります。

② 接種の予約する

接種券の準備ができたら、記載されている接種券番号で予約しましょう。
自治体により予約方法は異なりますが、電話やインターネットで予約できることが多いです。
また、自治体によっては飛び入りで当日接種できる会場があるところもあるようです。

③ 接種当日は接種券を忘れずに!

当日の持ち物は接種予約の際に説明があるとおもいますが、接種券を必ず忘れずに持っていきましょう。
特に2回目以降のときは過去の接種記録を確認できないと接種できません。

 

④ ワクチン接種証明書

ワクチン接種証明書は現在海外旅行では必須のアイテムになっています。
アメリカ入国の条件に挙げられているほか、航空機への搭乗、レストランへの入場など様々な状況で提示を求められます。

ワクチン接種証明書の申請方法や必要書類

ワクチン接種証明書は書面とアプリの2つがあり、どちらもアメリカ入国に利用できます。

書面の場合は、各市町村窓口で申請します。
必要なものはパスポートと接種済証(ワクチン接種時にもらう控え)の2つです。

アプリの場合、アプリ上の操作で完結します。
デジタル庁のHPに詳しく記載があるので参考にしてください。
申請にはマイナンバーカードが必要なので、お持ちでない方は先にマイナンバーカードの発行手続きが必要です。

ワクチン接種証明書の申請期限

書面の場合、役所の窓口に直接いけば通常その場で発行してもらえる自治体が多いようです。
ただし、自治体にワクチン接種のデータがまだ届いていない場合などは数週間後の発行になる場合もあります。

アプリの場合、即時に発行(アプリ上に表示)されます。
いずれにせよ、直前になって焦らなくてよいように早めの行動を心がけましょう!

 

⑤ 宣誓書

ワクチン接種証明書の内容に偽りがないこと等を宣誓書として提出する必要があります。
CDCのHPより宣誓書をダウンロードし、印刷して記入し、航空会社に提出します。

宣誓書の記入方法

色々と英語で書かれていて訳が分からない人も多いと思いますが、書くのは数カ所だけです。
順に説明します。

まず、2ページ目の真ん中(上記スクリーンショットの部分)にアルファベットで氏名を記入し、「My own behalf」にチェックします。これは「私、〇〇は以下の内容を宣誓します。」という意味です。

続いて、すぐ下のAの「I attest that I am (or the person I am attesting on behalf of is) fully vaccinated against COVID-19.」にチェックを入れます。これは「私はコロナワクチンの完全な接種を完了していることを宣誓します。」という意味です。

B〜Gはワクチンを接種できない何らかの事情がある人が記入する欄なので、空欄で大丈夫です。


最後のページに「記名、署名、署名日」を記して完了です。

「Print Name」:ここにはアルファベット、ブロック体で読みやすいように氏名を記入しましょう。
「Signature」:ここにあなたの署名をします。署名はアメリカでは印鑑と同じ意味を持つもので、基本的にはパスポートに書いた署名と筆跡が完全に一致するように記す必要があります。パスポートに漢字で署名したのであれば、ここには漢字で書きます。
「Date」:署名した日をアメリカ式に「月→日→年」の順で書きましょう。例えば2022年6月10日であれば「Jun 10, 2022」と書きます。

以上でおわりです!あとは国際線にチェックインする際に航空会社に提出しましょう。

 

その他、入国時に用意しておくべき書類

アメリカでは移民の不法滞在が大きな問題となっています。

就労ビザを取得せずに出稼ぎに来ていると疑われると、別室送りで色々と尋問されることがあります。特に数週間以上、長期滞在する場合は要注意です。

きちんと観光目的の短期滞在であり、帰国する意志と、滞在中の費用をまかなえることを証明できるよう準備しましょう。
疑いを晴らすことができなければ入国できずに強制送還になってしまいます。

以下に必要になりうる書類を例を書いておきます。

⑥ 帰りの航空券/eチケット控え

帰国する意志があることの証明として、帰りの航空券(eチケット控え)は印刷して持っておきましょう。
気が向いた時に帰るつもりで行きの航空券だけ片道で買っていくのは危険です。

⑦ ホテルの予約控え

滞在「全期間」分のホテルを予約し、控えを印刷していきましょう。
「友人宅に泊まる」など確認できない言い訳をすると認められない可能性が高いです。

⑧ 送金依頼書の控え

滞在中の費用資金の証明を求められることがあります。
現金を持っていれば大丈夫ですが、外国送金した場合は送金依頼書の控えを持参しましょう。
クレジットカードで支払う予定の場合、銀行の残高証明書などを持っていれば安心です。
特にきちんとした服装をしていないと疑われるリスクが増すので、入国時の服装には気をつけましょう。

 

よくある質問

① アメリカ入国時にPCR検査はある?

2022年6月時点では、現地到着後にPCR検査を受けるかどうかは任意です。
また、入国前に日本でPCR検査を受ける必要もありません。

② アメリカ入国時に隔離はある?

任意のPCR検査を受けて陽性だった場合は10日間の隔離があります。
PCR検査を受けなかった場合は隔離はありません

 

まとめ

必要なもの 承認条件 デッドライン
ワクチン接種 接種を2回終わらせる
※1回最低1ヶ月空ける必要有
出発の45日以上前
パスポート 有効期限が3ヶ月以上必要
申請後8日受け取り可
出発の14日以上前
ESTA 申請後72時間以内 出発の3日以上前
ワクチン接種証明書 ワクチン2回接種後、即日発行可 出発の1日以上前
宣誓書 ワクチン2回接種後、即日記入可 出発の1日以上前

デッドライン・優先順位としては上記のようになります。

当たり前にはなってしまいますが、用意は少しでも早くまとめて行っていくことがおすすめです。
ギリギリになりすぎると、不測の事態で間に合わないというケースも出てきます。

上記のリストは渡米に全て必要ですが、優先的にデッドラインを意識して取得していくのであれば、以下のようになります。

ワクチン接種>パスポート>ESTA>ワクチン接種証明書・宣誓書

また、これら以外にも必要になってくるものは色々とあるので、また別記事にて紹介していきますね。