【WSOP準備編】海外ポーカー旅行におすすめのプリペイドSIMまとめ

海外カジノでネットに繋ぐ方法

2021年以降、世界最大規模のポーカー大会である「WSOPやAPT」など、海外カジノのライブトーナメントに出場する方も増えてきました。

そこで今回は、海外にポーカーをプレイしに行く方向けに、「海外旅行時にスマホ(携帯電話)やPCをインターネットに繋ぐ方法・最も安くておすすめの通信サービス」を紹介したいと思います。

ポーカーをプレイするためにラスベガスやマカオなどの海外カジノに行く際、回線が繋がらない・同行者と連絡が取れないなどといったトラブルの頻発しているようですので、ポーカー遠征準備編として、ぜひ一度目を通してみてください。

 もはやなんでもありだな、このブログ 

 

この記事はこういう人向け!

初めて海外旅行にいく時って、何を準備したらいいかわからないですよね。
日本にいると当たり前に出来ることが、海外では準備しておかないと出来ないことも多いです。

その1つがスマホのネット環境で、私も初めて海外行った時に準備不足で、同行者と連絡が取れず非常に困りました。

というわけで、私の経験を踏まえて「海外でネットに繋ぐための最善の選択肢」を紹介したいとおもいます!

 

海外でネットにつなぐ方法の候補一覧

まず、海外でスマホをネットにつなぐ方法にはいくつかの選択肢があります。

① 普段つかっている携帯電話会社の国際ローミングサービスを使う
② 海外で使えるWi-Fiルーターを日本でレンタルする
③ 海外の携帯電話会社と契約する (プリペイドSIMの購入)
④ 現地でフリーWi-Fiを探す

全て過去に試したことがありますが、結論から言うと、

データ通信のみでよい場合はUQ mobileの国際ローミングサービスを利用することが多いです。
現地の電話番号が必要な場合のみ、プリペイドSIMを購入します。

その理由を次に説明していきます。

 

国際ローミングがおすすめの理由

国際ローミングサービスとは、普段使っているスマホを海外に持ち出した際にそのまま海外でも通信できるようにするサービスです。

なぜ国際ローミングがよいかというと、以下の4つの理由があります。

1、LINE電話などの着信待ち受けが出来る

LINE電話などの着信を受けるためには、常時ネットに接続されている必要があります。

しかし、レンタルしたWi-Fiルーターを使う場合、気づいたら勝手にWi-Fi接続が切断されていて、LINEの着信に気づかないことが非常に多いです。そのため、Wi-Fiルーターではなく携帯電話回線を使えるようにしておいたほうがよいと思います。

2、通信品質がよい (接続するキャリアを選べる)

国内にdocomo、au、Softbankなど複数のキャリアがあるように、海外でも複数のキャリアが存在する国が多いです。しかし実際に滞在する特定の場所において、どのキャリアが最もつながりやすいか事前に調べるのは困難です。プリペイドSIMの場合、特定の1社を選んで契約することになることが多いため、実際に現地に行ってみたら電波が悪くて使い物にならなかったという経験もあります。しかし、国際ローミングサービスであれば、提携先の複数のキャリアの中から接続先を端末上の操作で切り替えることができます。電波が悪いなと思ったら他のキャリアに切り替えれば改善することもあるので便利。

3、手間がかからず安心

プリペイドSIMの契約は結構手間がかかります。特に現地の空港などで契約する場合、貴重な滞在時間を失いますし、海外の会社との直接契約は何かトラブルがあっても外国語でやりとりをしなければならず、精神的にもストレスになります。国際ローミングであれば、いつも使っているものをそのまま持ち出すだけで利用できるので簡単に使えますし、トラブルが生じても日本語でサポートが受けられるため安心です。

4、コストが安い

かつて国際ローミングは非常に高額で、最低でも1日あたり3000円ほどかかりましたが、現在では非常に値下がりしました。最近始まったahamoに至っては、追加料金無料で国際ローミングができます。こうなると、わざわざ別のサービスを契約せずとも、国際ローミング対応のサービスを普段から契約しておけばよいかなと思います。

  個人的な結論としては、国際ローミングを提供するサービスに乗り換えるのがおすすめだっぴ!

 

国際ローミングを提供しているサービス一覧

2021年9月現在、MVNO(いわゆる格安SIM)でデータローミングを提供しているサービスは存在しません。MVNOは全て通話とSMSのみ国際ローミング可能で、データ通信は国際ローミング対象外でした。
海外でデータ通信を使うには、大手キャリアが直接提供するサービスを契約する必要があるようです。

これらのサービスは日本国内でも利用可能なサービスですので、海外旅行のために別途契約するというよりは、普段使っている携帯電話会社を乗り換えたほうが安くすみます!

以下に国際ローミング対応のサービスを一覧表にしましたので、ご覧ください。

ネットワーク NTT系 KDDI系 Softbank系 楽天
サービス名 NTTドコモ ahamo au UQ mobile povo Softbank Y!mobile LINEMO 楽天モバイル
プラン名 5Gギガホ プレミア ahamo 使い放題MAX 5G くりこしプランL +5G povo メリハリ無制限 Rakuten UN-LIMIT VI
利用可能国・地域 200以上 82 150以上 提供予定 180以上 66
料金
(円)
月額基本料 7315 2970 7236 3828 7238 4158 2728 980〜
ローミング 200/時間
980/日
無料 490〜980/日 490〜980/日 無料 (アメリカ)
2980/日 (他)
2980/日 2980/日 0〜
データ容量 1ヶ月ごと 30GB 20GB 30GB 25GB 無制限 2GB
24時間ごと 3GB 3GB

※いずれも大容量プラン同士で比較しています。より安いプランや各種割引などがある場合もあるので、月額料金はあくまで参考程度にご覧ください。

 ahamo (最もオススメ!)


ahamoはNTTドコモのオンライン専売ブランドです。

NTTドコモが直接提供するサービスのためdocomoの通常プランと比べても国内での通信品質は遜色なく快適です。

ただし店舗や電話でのサポートが受けられず、留守電などのオプションサービスも契約できないため、そのあたりが必要な方はUQ mobileをオススメします。

月額料金2970円で、毎月20GBまで高速通信ができます。海外でも、その20GBの範囲内であれば追加料金不要で利用できます。ただし、15日以上連続で滞在した場合128kbpsに制限されるため、それ以上の長期滞在には利用しづらいです。また、利用できる国・地域が82に留まるなどdocomoの通常プランと比べると制限があるため注意が必要です。

とはいえ、総合的な観点から、よほどのヘヴィユーザーでなければ国際ローミングを利用できるサービスの中では最もリーズナブルでオススメです!

申込みや詳しい情報はこちらからどうぞ。

UQ mobile


UQモバイルはKDDIが提供する3つのブランド(au、UQ、povo)のうちの1つです。

元々はKDDI系列の子会社が運営するMVNO(いわゆる格安SIM)でしたが、現在はKDDIが直接提供しているサービスですので、国内での通信品質はauと比べても遜色なく快適です。

ahamoやpovoとは異なり留守電などのオプションサービスも契約できますし、電話サポートも受けられます。月額料金はauと比べるとだいぶ安く、データ容量に応じて、月額1628円(3GB)〜3828円(25GB)までの複数プランがあります。

海外での利用には、月額料金とは別に、1日につき490〜980円の国際ローミング料金がかかります。海外で利用できるデータ容量は契約している月間データ容量の範囲内かつ24時間ごとに3GBまでで、それを超えると128kbpsに制限されます。

ahamoよりは少し高くなりますが、留守電などのオプションサービスも契約できるため、それらが必要な方には最もオススメなサービスです。

※なお、国際ローミング対応のプランは2021年9月に開始した「くりこしプラン+5G」のみです。以前から利用されている方はプラン変更が必要になります。

Softbank

Softbankには「アメリカ放題」というサービスがあり、アメリカでの利用に限り追加料金なし、データ容量無制限で利用できます。普段からSoftbankを使っている方には非常に便利なサービスです。

しかしながら、ahamoやUQ mobileと比べると月額料金自体が高いですし、他の国・地域での利用には1日あたり2980円の高額な国際ローミング料金がかかるため、よほど頻繁にアメリカに滞在される方でなければ、国際ローミングの利用だけを目的に契約されるのはオススメしません。

楽天モバイル

楽天モバイルは最近参入した第4の携帯電話会社です。

国内のエリア展開もサービス品質もまだまだ発展途上で、このサービスだけしか契約しないのは不安を感じる面が多くあります。月額料金は実際に利用したデータ容量に応じて、最大で月額2980円です。

海外での利用に追加の国際ローミング料金はかかりませんが、1ヶ月に2GBを超えると128kbpsに制限され、速度制限を解除するには500円/1GBのデータチャージを行う必要があります。利用できる国・地域も66に留まります。

料金だけを見るとよい選択肢に見えるかもしれませんが、中身を見るとあまりおすすめは出来ません。

その他のサービス

そのほか、docomo、au、LINEMO、Y!mobileでも国際ローミングサービスを提供されています。

コスト面で他に大きく劣ってしまうため、今から乗り換える場合にはオススメしませんが、既に理由があって契約している方は、Wi-Fiルーターを借りたり海外旅行用のプリペイドSIMを契約したりする前に、ご自分の契約サービスで国際ローミングが利用できないかを、一度確認してみるのもよいと思います。

 

国際ローミング利用にあたっての注意点!

高額請求に注意

海外でのデータ通信料が定額となるオプションを先に契約しておかなければ定額にならないこともあります。
海外渡航前にご自身の契約内容について一度確認されることをお勧めします。

通話料は別!!

上記の料金はあくまでデータ通信の話であり、通話料金は別途従量課金となります。
海外にいる間もいつもの電話番号で発着信が出来ますが、発信にも着信にも高額なローミング料金(1分あたり100円以上)がかかるため、データ通信以外は使わないようにしましょう。

もしLINE電話などでは不十分で電話番号が必要な場合はプリペイドSIMを契約しましょう!

 

おすすめのプリペイドSIM一覧

ここまで国際ローミングサービスを紹介してきましたが、
現地の電話番号が必要な場合はプリペイドSIMを契約する必要があります。

特にリングゲームにウェイティングを入れて順番がきたときに連絡を希望する場合、国によっては電話番号が必須になります。
私が過去に滞在した国を例に挙げると、フィリピンではViberというアプリで連絡をいれてもらうことが出来ましたが、アメリカでは電話連絡のみ可能でした。

なお、前述の通り現地でのプリペイドSIMの契約は結構手間がかかりますので、日本国内で契約手続きをすませておくことをおすすめします。
以下に日本国内で購入できるおすすめプリペイドSIMを紹介します。

アメリカ用のプリペイドSIM

日本にdocomo、au、Softbankなど複数の通信キャリアがあるように、アメリカにも多数の通信キャリアがあります。
最大手はVerizonで最もカバーエリアが広く、郊外でも圏外になりにくいと定評がありおすすめです。

私はいつもtabitsuのプリペイドSIMを購入して利用しています。

tabitsuのプリペイドSIMを購入すると、日本にいる間にLINEを使って日本語で契約手続きを完了させることが出来ます。
もし滞在期間中に延長が必要になってもLINEで契約更新の手続きが可能です。

 

まとめ:海外でネットにつなぐおすすめの方法は?

この記事のまとめとしては、海外でスマホを使うなら、国際ローミング対応のサービスに乗り換えてしまうのが一番楽ということになります。

以下が個人的におすすめの国際ローミング対応サービスになります。

留守番電話などのサービスが必要ない方:ahamoがおすすめ
留守番電話などのサービスが必要な方:UQ mobileがおすすめ

もし現地の電話番号が必要な場合は、日本にいるうちにプリペイドSIMを契約してしまうのが楽!です。

アメリカ渡航の場合は、tabitsuのプリペイドSIMがおすすめです。

というわけで参考になりましたら、幸いです。

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