【最新】ポーカー上達のおすすめ本はどれ?感想レビューまとめ!

今回は、今まで読んだ沢山のポーカー本の中から、初心者におすすめの本や感想レビューを一覧にしてみました!

KKPOKERなどのオンラインアプリで「勝てない・・・」と悩んでる人も、読書で一皮剥けることができるかもしれません。

おすすめのポーカー本の選び方についてですが、結論から言うと「Kindle Unlimited」で読める無料のポーカー本をとりあえず暇な時にかたっぱしから読んでみる、というのがオススメです。

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Kindle unlimitedは30日間の無料体験もできる上、読み放題を契約しておけば何冊でも読めるのは非常にコスパがいいですね。(無料期間中にキャンセルできる)

確かに本はとっつきにくい部分もあるけれど、画像がたくさんある本もあるし、読みこんでいくと自分の中で線と線が繋がることがあります。

ポーカーの世界は常に変化を続けているため、「古い本を読んでもあまり意味がないのでは?」と言われることもありますし自分もそう思っていましたが、永久不変の部分はあるし、勝つための根本・本質的な部分は変わらないので、座学として一度本を読んでみることは、十分意味があると考えています。

初心者の方が用語を覚えたり、ポーカが上手くなりたい人の通勤中や通学中の暇つぶしにも、ポーカー本は最適です。モチベーションが下がっている人も、本を読んでいるうちにポーカーがやりたくなってくるはず。笑

また、ここに出しているものは当然全て読んでいますが、読んでいないものを一覧にしていると思われるのは困るので、実際のポーカー本の購入履歴や私のKindleのページも画像で載せておきます!

画像8

※概要の文章はAmazonから抜粋、一部省略させて頂いています。

 

おすすめポーカー本のまとめ

ステップアップポーカー 脱定番ルールで相手を出し抜け

ステップアップポーカー 脱定番ルールで相手を出し抜け

▼概要

『ステップアップポーカー』は変数を特定し分析する方法、基本的なゲーム状況のパターンに置き換える方法、どんなポーカーの局面でも十分な知識を持ち、リラックスして自信を持って対処する方法を教えてくれる。

著者:アニー・デューク ANNIE DUKE
コロンビア大学で英語と心理学の学位を取得、卒業後ペンシルバニア大学で認知心理学の修士号を取得。1994年以降、彼女はポーカー界に確たる地位を築き、世界的なプレイヤーとして存在感を示す。最初のWSOPで13位入賞、2004年にはWSOPブレスレット($2,000バイインオマハ・ハイロースプリット)を獲得。「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で9人のポーカーレジェンドを破って優勝、NBC全米ヘッズアップポーカー・チャンピオンシップ優勝。64人の世界トッププレイヤーを撃破し、賞金$500,000を獲得

著者:ジョン・ヴォーハウス JOHN VORHAUS
ポーカーについて著した数は、語数にして200万語超。著作に『Killer Poker』シリーズや、ポーカー小説『Under the Gun』など

▼読んだ感想

「意思決定をより簡単にするため、不確実性を減らす」というのが本書のテーマかと思います。また、特にポジションの重要性や、ポジションごとのアクションを学ぶのに適している本かと思います。

バンクロール管理やポーカー用語も含めて、幅広く学ぶことができるポーカー入門書と言えるでしょう。画像は少なめで文章主体なので、そこを苦痛に感じてしまう可能性はありますね。

▼参考

値段:2200円(単行本・税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

オンラインポーカーで稼ぐ技術(上)

オンラインポーカーで稼ぐ技術(上)

▼概要

トーナメントの序盤から入賞までの勝ち方を解説してくれる本。
本書では世界最高レベルの3人のプレイヤー「ライゼン、パールジャマー、エイプスタイルズ」が、ポーカーのハンドの最初から終わりまでどう考えて分析していくか、賭けの考え方とテクニックを見ることができる。

▼読んだ感想

実際のトナメにおけるハンドのアクション理由や思考開示をしてくれるため、トナメのスキルアップ非常に役に立ちます。200ハンド近い実際の例を、全て画像付き+解説付で見れるので読み応え十分。

解説の文章も非常にボリュームがあるため一気に理解しようとするとキツイので、毎日1ハンドずつでもしっかり落とし込んでいくと、かなりトナメでの思考力・判断力が上がりますね。

トナメをプレイされる方は、是非一度読んでおきたい良著だと思います。

▼参考

値段:2200円(税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

オンラインポーカーで稼ぐ技術 (下)

オンラインポーカーで稼ぐ技術 (下)

▼概要

トーナメントのインザマネーから、ヘッズアップまでのハンドを徹底解説、本書はニュースクールのプレイ方法を解説して大好評だった『オンラインポーカーで稼ぐ技術』のシリーズ第2巻。

このシリーズ最大の特徴は、3つの異なるプレイスタイルを目の当たりに出来ること。3人のプレイヤーはトーナメントやテーブルでの特定の状況に自分を合わせてギアを変えてプレイすることができる。プレイスタイルの違い以外にも、彼らの思考のプロセス、賭けの考え方や確率の考え方、文章のスタイルの違いも見て取ることが出来る。

下巻では、インザマネー(入賞)からヘッズアップ(1対1)までのハンドに焦点を当てて行く。

▼読んだ感想

概要にあるように、下巻はインザマネー(入賞)からヘッズアップ(1対1)までのハンドに焦点を当てた解説になります。上巻と同じようなスタイルでの思考開示・解説ですね。

トナメはまずインマネまでがそれなりに大変なので、基本的には中級者〜向けの本だと言えるかと思います。
ICMなどを学ぶ上でも参考になることが多いですので、トナメをプレイする方は少しずつでも確実に読み進めていきたい。

▼参考

値段:2200円(税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ

アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ

▼概要

本書は、『アグレッシブポーカー 強敵を倒せ (原書名 KLII PHIL)』同様、ポーカーの数学を実際の経験と組み合わせ、あなたがチップを集め、入賞に近づくに当たって遭遇する状況への適切なアプローチを提示する。

入賞が決まったあとは、高額の賞金に向けて順位を上げていくベストの方法を紹介。直感的な考えは、スティーブ、タイセンまたはその両者によって厳密に精査されている。我々はあなたに新しい武器をいくつか提供し、それらをいつどのように使うべきか紹介しよう。

▼読んだ感想

タイトル通り、トーナメントの解説本。序盤〜終盤の戦い方までこの1冊で幅広く網羅されています。画像はやや少ない印象ですが、オールインやコールレンジ表なども多数掲載されていたり、有名海外プレイヤーELKYの解説も非常に参考になる。ここまで解説してくれるのかという部分まで詳細に書かれているので、一見の価値あり。

後半は、シットアンドゴーやキャッシュゲームの解説も多少あります。

▼参考

値段:2200円(単行本・税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

ガスハンセンのポーカーミリオンロード

ガスハンセンのポーカーミリオンロード

▼概要

ガス・ハンセンは、最も興味深くかつ魅力的なポーカープロ。そのクレイジーで怖いもの知らずのアグレッシブなプレイスタイルから、「マッドマン(イカレた野郎)」と呼ばれている。

しかし彼は間違いなくスーパースタープレイヤーであり、どうすればポーカーに勝てるか、それもどうやってビッグな勝利を手にできるかを知っているということに異論の余地はない。

そんなガスがトーナメントでプレイしたハンドを全部分析して、勝利への秘訣を公開してくれる。本書でガスの思考法と論理のすべてが明らかになる。

▼読んだ感想

トナメにおけるルース・アグレッシブプレイを学ぶのに適した一冊と言えると思います。実際の大会での全ハンドを解説付きで読むことができ、その思考を知ることができる。

常人に真似をできるかという意味では難しい、ややマニア向けの印象だったが、読み物としては面白かったですね。

▼参考

値段:3080円(単行本・税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編

フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編

▼概要

フィル・ゴードンは、生涯獲得賞金220万ドル超す世界最高レベルのポーカープレイヤー。さらに「セレブリティ・ポーカー・ショウダウン」の司会者であり、ノーリミットホールデムの人気講師でもある。本書は、彼が今までに対戦してきた実戦の中から、また彼が多くの後陣に教えを授けることで逆に学んだことの全てを15年間ノートに取り続けた知識の全てである。確率、分析、哲学、心理学、戦略、数学といったポーカーに必要な全てが分かりやすく、かつ惜しげもなく詰め込まれている。

▼読んだ感想

これぞポーカー入門本!」という感じで、初心者が知るべき情報が計算されつくして順番に網羅されている。「まず1冊何かポーカー本を読んでおきたい」というのであれば、この本がかなり筆頭になると思います。

基本的な考え方から、プリフロ〜リバーまでの各状況での戦い方、トーナメントの攻略方法、確率や数学的知識、メンタルや心理学まで。ただし、画像などは少なめなので、本当に読み物を読んでいるという感じですね。

▼参考

値段:2750円(単行本・税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

トーナメントポーカー入門 テキサスホールデムの基本理論

トーナメントポーカー入門  テキサスホールデムの基本理論

▼概要

日本で最もアクセス数を記録したポーカーブログ「ポーカーの高速道路とけものみち」の著者が、さらなる情報をもとに国内外でのトーナメントで入賞を目指すための基本から最新戦略までを紹介。世界の名だたるプロプレイヤーの紹介や、海外トーナメントへの参加の仕方、WSOPのトーナメントルールの邦訳も掲載。本書の目指すところは、中程度の参加費のトーナメントでコンスタントに入賞や優勝できるプレイヤーになり、さらにWSOPなどのビッグトーナメントで入賞できるようになるプレイヤーとなること。

▼読んだ感想

日本人ポーカープレイヤーによるトナメ解説本です。海外の翻訳本が多い中で、日本人が書いているものはやはり、細かいニュアンスなども含めて読みやすい印象がありますね。

ポーカーさまざまな用語を実際のトナメハンドを見ながら学べるという印象で、用語を覚えたい初心者の方は特に良いかなと思いました。コラムやプレイヤー名鑑など独自のコンテンツもあるのも良いですね。

▼参考

値段:1320円(単行本・税込)
AmazonのKindle Unlimited会員であれば無料

 

エド・ミラーのポーカースクール ライブゲームで勝つ

エド・ミラーのポーカースクール ライブゲームで勝つ

▼概要

本書はノーリミットホールデムについて多くの著書を記し、ポーカーコーチングでも名を馳せるエド・ミラーによる9冊目の書籍。「ライブゲームで勝つ」ための戦略集です。

本書は4つのステップから成り立っている。ステップごとに必要なスキルを学び、レベルアップを目指す。最初のステップをマスターすれば、カードルームで行われているような一番下のレベルのゲームにおいて、持続的な成功を期待できる内容となっている。

▼読んだ感想

数あるエド・ミラーの書籍の中で、ライブゲームで勝つことに焦点を当てられている。画像は少なく、文字主体の読み物という感じですが、内容は他の書籍にはないような視点、濃い内容。

無料読み放題の対象ではないため、優先度としては少し落ちるとは思いますが、特にステークスごとのライブゲーム攻略は一見の価値あり。ライブでよく打つ方は是非。

参考

値段:2090円(Kindle) 2200円(単行本)

 

ポーカーエリートの「公然の秘密」 頻度ベース戦略

ポーカーエリートの「公然の秘密」 頻度ベース戦略

エリートプレイヤーは、一般のプレイヤーとはまったく異なる戦略・思考でゲームにのぞんでいます。あなたがゲームのレベルを上げたいのであれば、戦略を見直すだけでは成功できないでしょう。ポーカープレイヤーの99%は考え方に根本的な欠陥があるのです。トップ1%に入るためには、本書の内容を理解し実践する必要があります。

ポーカーの「公然の秘密」はゲーム理論のナッシュ均衡を用いたプレイです。自分以外のプレイヤーを観察し戦略を最適化していきます。GTO戦略を実行するためにはゲーム全体の期待値を計算する必要があります。その計算は膨大で複雑なものになり、プレイ中に対応するのは容易ではありません。しかし、複数パターンに分類し大枠を把握することは可能です。更に多くのパターンを検証することによって、ハンドの頻度も把握できます。

「正しい頻度でプレイせよ」がエリートプレイヤーへのキーワードです。本書は一般プレイヤーにとって珠玉の1冊となるでしょう。

▼読んだ感想

初心者を脱してきたと感じるタイミングや、マンネリを感じ始めたタイミングで、この本は是非読んでおくべきと個人的には思います。

以前の私のように、ちょっと低いステークスで勝ち越して調子に乗り始めた、自称中級者くらいで読んでおくと、ポーカーというゲームの認識が改めてガラッと変わることになるかと。

GTO戦略を群(パターン)で認識することや、頻度という概念など目から鱗の情報となること間違いないかと思います。
正直めちゃくちゃ面白いですが、かなり人を選ぶ本でもあるのでその点は注意。

▼参考

値段:2310円(Kindle・税込)3080円(単行本・税込)

 

テルを見抜け! ライブポーカーの勘所

テルを見抜け! ライブポーカーの勘所

本書はアマチュアプロに関わらず、多くのプレイヤーから、ポーカーにおけるテル(癖)の最もすぐれた解説書であると称される。もしライブポーカーとしてかなりの経験を積んでいても、本書のいくつかの考え方は目新しいものになるはずであるし、勝ち組プレイヤーでなくとも、どれほどの情報を相手から引き出せるのかを理解する助けになる。また、テルのパターンをつかみ、自分自身がテルを出さない方法を知ることができるだろう。心理学を研究する者にとっても癖を読み解くうえでの参考書となるはずである。

本書には以下のような内容が記されている。
・ポーカーにおけるテルの重要性
・テルを見抜くシステム
・アマチュアプレイヤーが見せる一般的なテル
・慣れているプレイヤーでももっているであろう、微妙なテル
・テルがよくみられる場面
・行動によるテル、発言によるテル
・テルの分類と覚え方
・ごまかしと小細工のテルの理論
・テルを表に出さないための戦略

▼読んだ感想

AmazonでKindle版を1600円くらいで購入しました。
Kindleで無料で読めるものも多い中では、頑張って購入した部類です。笑

ライブポーカーのテルを見抜く上で非常に参考になる一冊でした。

例えば、「間を開けずにコールする→セットなどの強いハンドを持っている可能性は低い」「ベットすると同時に、残りのチップを掴む→強気に見えて、弱いサイン」などといった感じで、ライブプレイヤーの傾向を色々と知ることが出来ます。

もちろん相手によっては逆エクスプロイトされる可能性はあるので、そこは注意が必要ですね。

 

まとめ

ポーカー本自体はまだまだ数も少ないですが、これから先も沢山のポーカー本が出てくることでしょう。

また、2022年現在では海外の翻訳本がかなりの割合を占めていますが、これから先、日本人著者のポーカー本もますます増えてくるのではないでしょうか!