今回は、台湾で行われているポーカー大会『2023 CTP Championship Series x Japan HIGHROLLER』へ参加しましたので、台湾のポーカー大会の雰囲気や感想・参加方法などをまとめています。
この記事では以下のようなことが分かります。
・台湾でポーカーやカジノは合法なのか? ・台湾でオンラインポーカーは遊べるのか? ・台湾CPTイベントの雰囲気やアクセス方法 ・台北にあるポーカースポット情報 etc |
目次
台湾でポーカーは行われている?プレイは合法?
そもそも台湾でポーカーをしてOKなのかについてですが、台湾でも日本同様「賭博」は禁止とされています。
しかし、数年前よりポーカートーナメントをeスポーツとして認めさせようという動きが進み、2022年に最高裁判決により賭博ではないと認められて以来、堂々とポーカートーナメントが開催されるようになりました!
アメリカやオンラインのトーナメント同様、参加費の9割程度がそのまま賞金プールに加算されていく形式のトーナメントが開催されています。
一方でリングゲームについては引き続き違法ですが、『Time Limit Event』と称して、実質的にリングゲームのようなトーナメントが開催されている店舗もあるようです。
私が行ったCTP本店では以下のルールで行われていました。
〜CTP TaipeiのTime Limit Eventのルール〜 ・4人集まり次第開始のSit&Go。途中参加可 ・開始から2時間半で終了する時間限定イベント ・終了時点でのチップ量比例で賞金分配(=1チップの価値は変化なし) ・300BBから始まり、30分ごとにブラインドが上がり最後は100BB ・レーキは参加費の10%程度(=2時間半のタイムレーキで6000点) ・途中抜けは不可。置きバケになる |
台湾にカジノはあるの?
上記の通り台湾では賭博は禁止されているため、バカラやブラックジャックなどがプレイできるカジノは存在しません。
ただ前述の通りポーカートーナメントは合法的に開催されており、アミューズメントポーカー店であったり一時的に大きな会場を貸し切って行われます。
WPTやAPT、APPTなどの著明な世界大会も頻繁に台湾で開催されています。
台湾でオンラインポーカーは行える?
台湾でも日本同様、オンラインポーカーの扱いはグレーなようです。
最高裁判決でトーナメント以外は違法と確認されたことを受けてPokerStarsやKKPokerは台湾から撤退しましたが、GGPOKERやNatural8は台湾からも接続が可能で、台湾で最もプレイされているポーカーアプリは「Natural8」のようです。
ポーカーアプリ | 接続・プレイ | 備考 |
GGPOKER | ○ | 接続・アカウント登録ともに可能 |
Natural8 | ○ | |
KKPOKER | △ | VPNや国際ローミングで接続可能だが台湾からの登録は不可 |
POKERSTARS | × | 台湾からプレイするとBANされる恐れ有 |
「台湾CTP main event2023」参加の記録
今回、2023年に行われた、『2023 CTP Championship Series x Japan HIGHROLLER』に参加しました!
CTPとは?
「CTP」はChinese TexasHold’em Poker Associationの略で、台湾で6つほどポーカー店舗を運営している大手のグループです。
今回CTPのチャンピオンシップが行われたのは、本店の「CTP Taipei」でした。
過去にWPTやAPTもここで行われたことがあるようです。
CTP Taipeiの詳細
名称 | CTP Taipei |
住所 | 台北市松山区八德路三段32号B1 |
電話 | +886 2 2577 0051 |
chinapokerclub@gmail.com | |
HP | FACEBOOK(Ctpclub華人德州撲克競技) CTP Taipei pokerfans |
CTPチャンピオンシップ会場へのアクセス・行き方
CTPの本店である「CTP taipei」へは、桃園空港からタクシーで「40分」くらい。
値段は「1100元(NTD)」ほどでした。※1NTD=4.38円(2023/2時点)
ちなみに、おすすめのホテルは会場から歩いて1分くらいにある「arTreeホテル」です。
綺麗ですし、立地がめちゃくちゃいいので楽!
目印としては、上記の看板になります。
近くにコメダ喫茶店や上島珈琲などがあります。
入り口はこんな感じ。
そのまま地下に入って受付をしましょう。
行われたトーナメント
・JHR系
・CTP系 メインイベント
必須ツール
Pokerfansアプリがトーナメント参加時に必須となります。
日本のアミューズでも使いますし、事前に取っておくと現地での手間が減ります。
また、Pokerfans.jpでは現在進行中のトナメなども逐一確認できます。
ポーカーテーブルでの発声や注意すべき点
基本的には英語で通じます。(オールイン、コール、レイズetc)
ただし現地の人の間では中国語で「イーチェン(1000)」等といった発声の方がポピュラー。
また、「ショーワン・ショーオール」はこちらでも有効で、1人に見せたら全員にハンドを見せるというルール。
台北にある他のポーカースポット「Dr.Poker」
台北にある他のポーカースポット「Dr .Poker」の情報もまとめておきます。
こちらはPokerFansに情報が載っていたため、立ち寄ってみました。
Dr. Pokerの詳細
名称 | Dr. Poker |
住所 | 105台北市松山區南京東路五段19-10號11F |
電話 | +886 9-8811-1163 |
mr.leo929@gmail.com | |
HP | FACEBOOK PokerFans Google Map |
こちらは2023年1月に開いたばかりの新しい店舗のようです。
今のところは前述のリングゲームのようなトーナメント『Time Limit Event』のみが開催されていました。
- 営業時間は15時から夜の4時頃まで
- レートはNTD3400、6600、11000、33000の4つ
- 11000が立つのはゴールデンタイムのみ
- 33000が立つのは週末のみ
- 6人集まり次第開始で2時間半で終了のSit&Go。途中参加も可
- 最初から最後まで200BB
『Time Limit Event』はCTP Taipeiよりもこちらのほうが頻繁に開催されている模様。
トーナメントよりもリングゲームが得意な方はこちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか!
まとめ
台湾でも日本同様にポーカーは盛んに行われていることが今回のポーカー旅で分かりました。
また、ディーラーやプレイヤーの方々も親切で、英語や日本語もある程度通じることが多いので、日本人にとって気軽にポーカーをプレイしにいける国の1つなのではないかと思います。
興味のある方はぜひ、台湾へポーカーを打ちに行ってみてくださいね!