【ポーカー向け】ecoPayz(エコペイズ)の登録・入金・出金・使い方を徹底解説

今回は、「ecoPayz(エコペイズ)の登録・入金・出金・実際の使い方」について書いていきます。

こちらでは主にKKPokerやGGPokerなど、「オンラインポーカーの入出金向け」として解説しております!

これから利用しようと思ってる方はぜひ参考にしてみて欲しいっぴ!

 

ecoPayzとはどんなサービス?

サービス名 ecoPayz
運営会社 PSI-Pay Ltd:  Afon Building, Worthing Road, Horsham, West Sussex, RH12 1TL, England.
ライセンス 英国金融行動監視機構 (FCA)
電子マネー機関 (EMI)
ライセンス番号:900011
入金方法 カード (AMEX/Dinners)
銀行振込
仮想通貨 (BTC, ETH, LTCなど)
ecoVoucher
出金方法 銀行振込
対応オンラインポーカー PokerStars
GGPoker
Natural8
KKPoker
日本語サポート チャット
メール
取引チャネル 主にWebブラウザ
スマホアプリもあり

ecoPayzは安全性の高い電子マネー

ecoPayzイギリス当局に認可された電子マネーサービスの1つです。

イギリスで電子マネー機関として認可されるためには、高い自己資本比率や、預り資産の分別保管義務、保証又は保険による保全義務など数々の厳しい要件を満たさなければならないため、非常に安全性の高い電子マネーであると言えます。

ecoPayzはオンラインポーカーの入出金に強い

ecoPayzは様々なオンラインポーカーへの入出金に対応しているため、オンラインポーカーの入出金や資金移動の中継地点として便利な電子マネーです。

資金移動のハブとして様々な活用法が考えられます。

・ecoPayzを経由して、オンラインポーカーへ入金する
・ecoPayzを経由して、オンラインポーカーから出金する
・ecoPayzを経由して、オンラインポーカーから別のオンラインポーカーへ資金を移動する

特に以下に紹介するように、GGPoker、Natural8、KKPokerの間で資金移動するのに非常に便利です。
なお、この用途での類似サービスとしてはMuchBetterAstroPayがあり、現時点での一番のオススメはMuchBetterです!

ecoPayzには日本語サポートがある

メールサポートに加え、平日日中であればチャットサポートもあります。
困ったときに日本語で相談できるのは便利ですね。

 

ecoPayzで入出金できるオンラインポーカーアプリ一覧

参考コスト ecoPayzからオンラインポーカーへ入金 オンラインポーカーからecoPayzへ出金
JPY口座から USD口座から JPY口座へ USD口座へ
PokerStars 3.0% 6.0% 3.0% 6.0%
GGPoker 3.0% 無料 3.0%+$1 $1
Natural8 3.0% 無料 3.0%+$1 $1
KKPoker 3.0% 無料 3.0% 無料

当ブログで紹介している4つのオンラインポーカーは全てecoPayzで入出金できます。

ただしPokerStarsでの利用には注意が必要で、口座の通貨に関わらずJPY建での送金となります。

つまりPokerStarsからecoPayzのUSD口座へ出金しようとした場合、USD→JPY→USDと二重に為替手数料がかかります

PokerStarsへの入出金に使うのはオススメしませんが、もし使う場合はJPY口座を使いましょう。

その他のオンラインポーカーではUSD口座を使えば非常に低コストで入出金ができるため、
GGPoker、Natural8、KKPokerの間で資金移動する際に使うには便利です!

なお、この用途で最もオススメなのはMuchBetterです!
MuchBetterであれば当ブログで紹介している全てのポーカーアプリで安く入出金が出来ます。

→MuchBetterについてはこちらの記事で紹介しています。

 

ecoPayzへの入金方法を比較

では、ecoPayzへの入金方法は何があるでしょうか。
2021年8月現在、日本居住者向けに提供されている入金方法は以下の4つです。

・クレジットカードやデビットカード
・銀行振込
・仮想通貨
・ecoVoucher

順番に詳しく解説します。

カードでecoPayzへ入金

ecoPayzに入金することの出来るカードは、Visa/AMEX/Dinnersの3種類ですが、
ecoPayzをオンラインポーカーなどのゲーミング目的に使う場合はVisaカードは利用することが出来ません

また、AMEX/DinnersであってもecoPayzへ実際に入金することの出来るカードは非常に限られています
これは、ショッピング枠の現金化防止などを目的として、イシュア(カード発行会社)が独自の判断で、利用できる加盟店を制限しているためです。

弊社では、金融商品による現金取得を目的とした取引(株式・投資信託・FX・デリバティブ等の金融商品、仮想通貨、オンラインギャンブル等の取引)および金融庁に金融商品取引法上の登録を受けていない事業者についてカードショッピング利用を順次停止させていただいております。

https://www.lifecard.co.jp/info/200114.html

私が持っている何枚かのカードを試したところ全て入金には使えなかったため、日本国内で発行されているクレジットカードは基本的に使えないと思っておいたほうがよいでしょう。

銀行振込でecoPayzへ入金

ecoPayzへは銀行振込で入金することができます。
外国送金ではなく通常の振込で大丈夫で、振込後数分で反映されます。
最も身近な入金手段といえるでしょう。

JPY口座へ入金する場合の参考コスト

・ローカル入金手数料:5.0%
計 5.0%

USD口座へ入金する場合の参考コスト

・ローカル入金手数料:5.0%
・ecoPayz為替手数料 (JPY→USD):3.0%
計 8.0%

仮想通貨でecoPayzへ入金

仮想通貨をお持ちの方は、ecoPayz宛に送金して入金することができます。
取扱通貨はBTC, ETC, LTC., Tether ERC-20など主要な通貨に対応しています。

手数料はかからないと書かれていますが、実際にはBTCからUSDへ換算するレートがGoogleレートより2%ほど悪いため、為替手数料が2%程度かかるものと思っておきましょう。

ecoPayzへの入金だけのために仮想通貨を始めるのはオススメしません。
仮想通貨自体の価値も変動しますし、コストもあまり安くなく、不正アクセスや宛先の入力ミスで二度と戻ってこないこともあるなど様々な落とし穴があるからです。

しかし既に仮想通貨をお持ちで余らせてる方には1つの選択肢になるでしょう。

BTCをJPY口座へ入金する場合の参考コスト

(株)bitFlyerでBitcoinを購入する場合
・Bitcoin売買手数料:0.2%
・Bitcoin送金手数料:0.0004BTC (約2000円)
・ecoPayz為替手数料 (BTC→JPY):2.0%
計 2.2%+2000円/回 (10万円入金する場合実質4.2%)

BTCをUSD口座へ入金する場合の参考コスト

(株)bitFlyerでBitcoinを購入する場合
・Bitcoin売買手数料:0.2%
・Bitcoin送金手数料:0.0004BTC (約2000円)
・ecoPayz為替手数料 (BTC→USD):2.0%
計 2.2%+2000円/回 (10万円入金する場合実質4.2%)

ecoVoucherでecoPayzへ入金


ecoVoucherとは、ecoPayzに入金するためのギフトカードです。
コンビニで売ってるamazonギフト券のようなものと想像すると分かりやすいと思います。

クレジットカードでecoVoucherを購入できるオンラインショップが複数あるため、カードでecoPayzへ入金したい場合はecoVoucherの購入を検討してみてください。
なお、私の探した限りJPY建のecoVoucherは見つかりませんでした。

ecoVoucherを購入できるオンラインショップ

dundle.com
offgamers.com
voucherwebshop.com

USD口座へ入金する場合の参考コスト

「offgamers.com」でカードで購入する場合
・googleレートとの差額:6.2%
・カードのポイント還元:-1.0%
計 5.2%

ecoPayzへの入金方法まとめ

JPY口座へ入金 USD口座へ入金
クレジットカード × ×
銀行振込 5.0% 8.0%
仮想通貨 2.2%+2000円/回 2.2%+2000円/回
ecoVoucher × 5.2%

オンラインポーカーへの入金手段として使うには、手数料が非常に高額なのでオススメできません。

 

ecoPayzからの出金方法を比較!

続いてecoPayzからの出金方法について紹介します。
2021年8月現在、ecoPayzからの出金方法は銀行振込のみです。

① 銀行振込でecoPayzから出金

「高速現地送金」「ローカル出金」2つのサービスがありますが、どちらも円建てで日本国内の口座宛に振り込むサービスで、手数料は変わらず高速現地送金のほうが速く出金されるため、実際に利用するのは「高速現地出金」のみです。
手続き後数日以内に振り込まれることが多いです。

JPY口座から出金する場合の参考コスト

・高速現地送金手数料:1.0% (最低€15)
計 1.0%〜

USD口座から出金する場合の参考コスト

・ecoPayz為替手数料 (USD→JPY):3.0%
・高速現地送金手数料:1.0% (最低€15)
計 4.0%〜

ecoPayzからの出金方法まとめ

参考コスト JPY口座から出金 USD口座から出金
銀行振込 1.0%〜 4.0%〜

オンラインポーカーからJPY口座へ出金する場合であっても、USD口座へ出金してからJPY口座へ振り替える場合であっても、為替手数料3.0%はどこかの段階でかかってきます。

つまり、オンラインポーカーからecoPayzを経由して出金する場合、4.0%の手数料がかかると考えておきましょう。
非常に高額ですよね。出金目的で使うことは限られるかもしれません。

 

ecoPayz利用にあたっての注意点

ecoPayz利用にあたって注意すべき点をいくつかご紹介します。

・口座維持手数料がかかる

口座残高が最後に変動した日から12ヶ月が経過すると、「休眠アカウント手数料」として€1.5/月がかかります。残高を入れたままにして長期間放置するのはやめましょう。

・複数アカウントの保有は禁止

同一名義で作れるアカウントは1つのみです。
口座開設には本人確認書類の提出が必要なため、2つアカウントを作ると必ずバレて面倒なことになるのでやめましょう。
ただし、1アカウントの中に複数の口座(例えばUSD口座とJPY口座の両方)を持つことは出来るので安心してください。

 

ecoPayzのアカウント作成手順を完全解説!

では、ecoPayzのアカウント作成手順を順に説明していきます。

① 口座開設の手順

まず、こちらからアカウント作成ページを開きます。

英語で表示された方はEnglishと書かれた部分を選択すると日本語に変更できます。


順番に情報を入力していきましょう。

ユーザー名:今後ログインする際に使うID
パスワード:今後ログインする際に使うパスワード
国:アカウントを利用する国 (居住国)
通貨:一番最初に開設する口座の通貨。後から別の通貨の口座を追加開設できますが、プライマリアカウント(一覧の一番上に表示される口座)はここで開設した口座になります。

名 (英語):名をローマ字で (例:TARO)
性 (英語):性をローマ字で (例:YAMADA)
ID中の名前 (ローカル):名を漢字で (例:太郎)
ID中の名字 (ローカル):性を漢字で (例:山田)

通り:市町村区より後の住所をローマ字で (例:1-1 Chiyoda)
ビル名/ビル番号:マンション名と部屋番号をローマ字で。なければ「-」とか適当に入力を。
都道府県名:都道府県をローマ字で (例:Tokyo)
市町村名:市町村区をローマ字で (例:Chiyoda-ku)
住居証明書中の住所 (ローカル):住所を漢字で (例:東京都千代田区千代田1番1号)

携帯電話:携帯電話番号を先頭の0を抜いて (例:090-1234-5678なら「9012345678」)
資金源:取引量が増えると、後日資金源の証明書を求められる場合がありますので正確に選択しましょう。詳しくは下で説明します。
CAPTCHA:すぐ上に表示されている画像の数字を入力

利用規約、プライバシーポリシーに同意し、アカウントの作成を押して先に進みます。


国籍、就業状況、職種、業界をそれぞれ選択します。
保存を押せば口座開設が完了です!

 

ecopayz 本人確認の手順

続いて本人確認を行います。
そのままでも最低限の機能は使えますが、いずれ出金する際には提出しないといけないので、一通りの本人確認を済ませておきましょう。

① メールアドレスの確認


ログイン後のトップページ右上に表示される「無料でアップグレード」をクリックします。

 

「Eメールアドレスを確認」をクリックすると、登録のメールアドレス宛に確認メールが届きます。

 

届いたメールの「メールアドレスを認証」を押せばメールアドレスの確認作業は完了です。

 

② 2段階認証の設定

再度ログインすると、通常このタイミングで2段階認証(ワンタイムパスワード)の設定をするよう求められます。
お金を扱うサービスである以上、セキュリティは大事ですね。
不正アクセスで残高を失ったら目も当てられません。早速設定しましょう。


「コードのリクエスト」をクリックします。

 

セキュリティ上重要な設定を行うため、再度メール宛に確認メールがきます。
メールに記載された「アクセスコード」を入力して「送信」をクリックします。


ワンタイムパスワードの取得方法を、アプリ又はSMS/電話の2種類から選べます。
今回はSMS/電話で設定していきます。


SMS送信用に使う電話番号を入力して、「コードのリクエスト」をクリックします。
今後ログインする際には、ここで登録した電話番号宛に送られてくるワンタイムパスワードを入力してログインすることになります。
口座開設時に登録した携帯電話番号が表示されているとおもうので、基本そのままで大丈夫です。

 

SMSで送られてきたワンタイムパスワードを入力し、「送信」をクリックします。


これで2段階認証の設定は完了です。

 

③ セキュリティ質問の設定

続いて、セキュリティの質問を設定します。いわゆる「秘密の質問」というやつです。

 

「セキュリティの質問を設定」をクリックし、「現在のパスワード」「質問」「回答」を入力して「保存」をクリックすれば完了です。
ここで登録した「質問」と「回答」は、パスワードを忘れて再発行する際などに訊かれて本人確認に使われるので、登録内容は覚えておきましょう。

 

④ 本人確認書類の提出

最後に本人確認書類を提出します。
提出する必要があるのは「身分証明書」「住所証明書」「自撮り写真」の3点です。
順にみていきます。


まず「身分を確認」をクリックします。

 

まず最初に身分証明書です。身分証明書として使えるのは有効期限内で写真付の「パスポート」「運転免許証」「マイナンバーカード」のいずれか3点です。
提出する書類をクリックし、アップロードしましょう。


次に住所確認書類です。住所確認書類として使えるのは本人の氏名、住所が記載された「公共料金領収書」「銀行取引明細書」などです。
スクリーンショットは利用できませんが、PDFで電子交付されたものなら大丈夫です。
通帳のコピーは、住所が記載されていないため利用できません。
もし本人名義で公共料金を契約していらっしゃらず、ステートメントが発行される銀行口座や証券口座もお持ちではない場合、
ゆうちょ銀行で残高証明書を発行してもらうのがオススメです。

なお、SMBC信託銀行などの一部銀行では英文で取引明細書(ステートメント)を毎月発行してくれるため、こういったときにも便利です。詳しくはこちらの記事でも紹介しています。


最後に自撮り写真です。スマホで写真を撮影して、その日中にアップロードしましょう。

これで本人確認は終了です。通常数日で審査が完了し、全ての機能が使えるようになります!

 

ecoPayzの使い方まとめ

かつてはオンラインポーカーへの入金の選択肢が少なく、ecoPayzしか使えないことも多かったのですが、現在では競合サービスが増え、敢えてecoPayzを使う理由はなくなってきました。

今後のサービス改善に期待ですね!